アウトドア(野外教育)×●●●●=で豊かな心を育む活動を実践する かとQのBlog

群馬を拠点に活動している民間の自然学校(チャウス自然体験学校・NPO法人チャウス)の代表をしています。自然体験活動を軸にしたエコツアー、子育て支援、持続可能な地域づくり(ESD)、防災教育などの発展的な活動を展開しています。そんな日々雑感を中心に綴っています。

ガンダムを語ることは地球環境の未来を考えることだ!

私はアニメの「ガンダム」が大好きです!

機動戦士ガンダム THE ORIGIN コミック 1-24巻セット

ガンダムと言っても、色々ありますが「機動戦士ガンダム」いわゆる最初に放映されたガンダムファーストガンダム)が大好きです。

1979年に初回がテレビで放映されたロボットアニメ。

子どもの頃はロボットのかっこよさや親戚のお兄ちゃんがプラモデルを作ってくれて、好きになりましたが、大人になってから改めて観てみるとその年代のアニメとしたら、異例のストーリー。まるで、リアルな戦争ドラマを観ているかのよう。様々な人間ドラマに見入ってしまった。

アニメの冒頭こんなナレーションが流れる。

「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀。地球の周りには巨大なスペース・コロニーが数百基浮かび、人々はその円筒の内壁を人口の大地とした。その人類の第二の故郷で、人々は子を産み、育て、そして死んでいった。宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府独立戦争を挑んできた。この一ヶ月あまりの戦いで、ジオン公国連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々は自らの行為に恐怖した。戦争は膠着状態に入り、8ヶ月あまりが過ぎた・・・(抜粋)」

 

こんな形で始まるアニメなんてないでしょ?!(苦笑い)

 現代社会から繋がる未来のリアルに描いている

そうこのアニメは『地球環境が増えすぎた人口により「枯渇する資源」「食料問題」「環境汚染」など、今、現在地球で起こっている「地球環境に関連する問題」を解決するために宇宙へ移民させることで解決したか?!にみえた諸問題が、新たな問題を引き起こし、そこで起こる「人と人との対立」が描かれているアニメなのだ!

 

敵・味方でなく、お互いに正義の為に戦う

普通のアニメであれば「敵をやっつければ、終了。次回へ・・・」と進むところですが、このアニメは「自身の正義の為に戦う。」コトから、現代の人間社会でも起こっている・起こり得るリアルな描写・状況を描いています。

 

 

ガンダムで描かれている様な戦争のある、未来が訪れないように・・・考えましょう。

地球環境問題。

身近で出来ることを行動していきましょう。

戦争の無い地球。核兵器の無い地球。持続可能な地球。平和な地球。

 

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imacocollabo.or.jp

 

  ガンダムをネタに環境問題を語らう会発足!(笑)

 

 

その体験で何を感じ、何が残るのか?

子どもの体験活動を支援するなかで、常に頭に入れていること。

『この体験を通じて子ども達が何を感じ、何を残すことが出来るか?』

  あーあ。な、体験

先日、活動現場でこんな場面に遭遇した。f:id:chaus-katoq:20180424131319j:plain

※写真はイメージです。

 

私が体験活動の説明、手順を伝え。子ども達が活動を始めたところ・・・

 

子ども:手順通りに活動を始め、何度かトライ&エラーを繰り返す。

保護者:約3分を過ぎた辺りから、アレコレ言い始める。

子ども:その後も、トライ&エラーを繰り返すが、保護者にアレコレ言われて、鬱陶しく感じている様子。

保護者:断続的に、ああしろ、こうしろ・・・と子どもに指示。

子ども:必死に頑張っている。

保護者:約5分過ぎに「貸してみろ」と子どもの体験を奪い、自分がやり始める。

子ども:傍観・・・

保護者:自分でやり始め、約9分を過ぎた頃(苦労した上で成功)、「こうすれば出来るんだよ。」と一言。

子ども:(活動する時間が無くなり終了。)・・・。

 実はこの手のコト、意外と多い・・・

体験活動の場と言っても様々な形態があるが、その中でも恒例行事の一環で実施している体験活動で多く見受けられる。

  • 時間的な制約が多いもの(無理なプログラム展開)
  • 「昨年と同じで・・・」と言うモノ
  • 参加する人達のニーズを酌み取っていないモノ

これらは、前年から引き継がれた形で体験活動を行うモノで、あり得ないのですが・・・

  • 目的やねらいの無い(明確で無い)モノ

の、依頼が近年多くなってきています。

※実はこういった活動は「事故やケガなど」にもつながっているコトが多いです。

 

こういった場合、最初はどんな体験活動の概要などを聞いた上で「目的やねらいなど」をヒヤリングしながら聞き出すのですが・・・。

  • 取り敢えず、指導して欲しい。
  • 指導者であれば誰でもよい様な指導である場合

の依頼は「私ははっきりとお断りしています。」

 

なぜなら、日々のスキルの維持、研鑽にも常に研修を積んでいますし、何よりも指導した後の「モチベーションがだだ下がりになる。」ので・・・

 何のため?誰のため?の体験?

せめて・・・

  • 何のために体験をさせているのか?提供しているのか?
  • 誰のために体験をさせているのか?
  • 体験を通してどうなって(変容して)欲しい?

が、言えないとプログラムの立てようがない・・・

 

最近、特に多いのが・・・

  • 時間にばかり追われる体験(詰め込み過ぎ)
  • 形や見映えばかりを気にする体験(表面上だけの)

そして、

 

大人・親・指導者

  • ◯◯◯が必要以上に関与してしまう体験
  • ◯◯◯が善かれと思って「体験を奪って」しまう体験
  • ◯◯◯の自己満足?!な体験

  

年々「やった気」「出来た気」にさせるだけの体験が多くなっていることに危機感を感じでいます。  『そんな表面上の体験、本当に必要?!』

「本当の体験」が人を成長させる!

  • いつ(時間、場面、成長段階etc)
  • どこで(体験するフィールド、環境etc)
  • 誰が(大人、保護者、指導者etc)
  • 誰に(対象となる子ども、子どもの数、子どもの背景・発達段階etc)
  • 何を(体験メニュー、動きのあるモノか?、動きのないものか?etc)
  • どの様に(体験内容・提供方法etc)
  • なぜ(目的、ねらい)←ここが最も重要 

 全ての条件が完全マッチした状態で1人1人に提供できるか!?と言われたら、難しいところではありますが「質の良い体験を参加者に届ける」ことが、『本当の体験』であることを信じて。提供できる準備をして、現場に立ち続けたいと思う。

 

 

 

 

 

参加者募集中!

 

 キャンプボランティア募集中です!(説明会)

4/28 キャンプリーダー(ボランティア)説明・体験会

https://www.chaus.jp/recruit

 GWの予定は決まりましたか?!親子でキャンプを体験しませんか?!

 

 

5/4~5 春の親子キャンプ

https://www.chaus.jp/family

里山ワークキャンプ。楽しみながら、いい汗流して、美味しいもの食べて・・・次回は・・・

5/6 前橋里山ワークキャンプ里山整備ボランティア)

https://www.chaus.jp/satoyama-work

子どもを対象に体験活動を提供している方には絶対学んで欲しい。明日は我が身。

 5/12 子どもの体験活動指導者のためのリスクマネージメントセミナー~基礎編

https://www.chaus.jp/leader-seminar

まだチャウスのキャンプに参加したことのないお子さん対象の体験会!

5/13 キャンプリーダーとあそぼう(活動体験会)桐生・みどり※追加日程

https://www.chaus.jp/beginner

5/19 キャンプリーダーとあそぼう(活動体験会)前橋※追加日程

https://www.chaus.jp/beginner

今季4シーズン目の田んぼ。チャウス米作ります!

6/3 チャウス田んぼの学校~田植え

https://www.chaus.jp/tanbo 

 全年齢(小児・乳児・成人)を対象とした救命法・AED・ファーストエイドの手に残る講習

7/11・12(平日通い)アウトドア体験者・指導者のための応急救護法セミナー

7/14・15(週末通い) 子どもの体験活動指導者のための応急救護法セミナー

https://www.chaus.jp/mfa

あなたの手に残ってますか?救命法

救命法の国際インストラクターとなって 6年。

インストラクターとして、自然体験活動指導者(エコツアーガイド、キャンプボランティア等)をはじめ、災害ボランティア、介護士、教員、保育士など、これまで100名を超える方に受講頂いている。

 これが多いか少ないか?と考えると決して多い数字とは到底思えず、どうしたら救命法の普及につながるのか模索している。

 講習を受けたことがある。ではなく・・・現場で出来るか?

そもそも救命法などは、一般的には「日常必要とするスキルではない」ことから、「受講はしたことはあるけど、しばらくやってない」と言う人達がほとんどだろう。かと言ってスキル自体が高いとは到底思えず、「救命法の質」に対しても疑問を抱いている。

これまで受講して頂いた方々には独自で「受講するきっかけを調査」したところ

ほとんどの方が・・・

  1. 「目の前で救命や事故などに遭遇して何も動けなかったから・・・」
  2. 「会社や組織・グループの方針で必要だから・・・」

が多く、次いで「自分のスキルアップのため」となっている。 

 出来て当たり前のスキル

自然体験活動指導者講習では自然体験の指導法と共に、指導者の必須項目としてリスクマネージメントや「救命法など」を取り入れ。自然体験活動事業者団体では、リスクマネージメント講習や救命法などを定期的に講習を受けること(ブラッシュアップすること)を推奨している。

これは自然体験活動は普段の生活とは離れ、慣れないことや冒険やチャレンジする中で、事故やケガに遭いやすい環境である事と、事故や怪我などが発生した場合には、救急車の到着までに時間を要する山間部などの会場で実施されている事が多いことから、救急車の到着までの間に対応する必要があるからである。 

 救急車が到着する時間は年々伸びる傾向

現在の日本の救急車の現場到着所要時間(119 番通報を受けてから現場に到着するまでに要した時間)は・・・

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全国平均で8.5 分

病院までの搬送所要時間(119 番通報を受けてから病院に収容するまでに要した時間)は・・・

全国平均で39.3 分

となっている。※下記グラフ参照

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 ※2017年12月消防庁発表 2016年中 救急自動車による現場到着所要時間及び病院までの搬送所要時間引用

 推移をみると、どちらも延伸傾向にあることが解る。  

救命法の出来る人がいる?いない!

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心肺停止から何も施さずにいると、一分間で10%ずつ蘇生率が低下すると言われており・・・※下記グラフ参照

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 ※gooヘルスケア Nagao K Opin Crit Care,2009引用

そんな時に「救命法のできる人がいる」ということは、とても重要なことであることがグラフからも解る。  

AEDの操作ができる?できない?

2004年7月から市民によるAEDの使用が法的に認められ、市民がAED自動体外式除細動器)を使った早期救命処置は、それまでの使えなかった頃に比べ救命率は2倍以上に向上させ・・・

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 AEDは現在、日本の総人口のカバー率は21.52%(約59万台・2016年)と言われているが、「AEDの操作をすることができる」という調査では64.4%の人が操作できない、わからないなどと答えられている。 ※下記グラフ参照f:id:chaus-katoq:20180420140642j:plain

 平成26年4月NHK調査、グラフ作成東海警備保障引用 

自分の最愛の家族が、仲間が・・・を考えよう

救急車がすぐくるから大丈夫だ。

誰かがやってくれるだろう。

救急法を習っているから大丈夫だ。

 AED があるから大丈夫だ。 

ではなく・・・

 今一度、実際に身の回りで起こりうる事故やケガなどの万が一を想定して、その時自分はどう動けるか?を考えて欲しいと思う

 救命法「一年に一度は受講しましょう!」

そのスキル・・・

『あなたの手に残っていますか?!』

 

 

 

 

 

 

参加者募集中!

 

全年齢(小児・乳児・成人)を対象とした救命法・AED・ファーストエイドの手に残る講習

7/11・12(平日通い)アウトドア体験者・指導者のための応急救護法セミナー

7/14・15(週末通い) 子どもの体験活動指導者のための応急救護法セミナー

https://www.chaus.jp/mfa

 

 

 

 

まだチャウスのキャンプに参加したことのないお子さん対象の体験会!

5/13 キャンプリーダーとあそぼう(活動体験会)桐生・みどり※追加日程

https://www.chaus.jp/beginner

5/19 キャンプリーダーとあそぼう(活動体験会)前橋※追加日程

https://www.chaus.jp/beginner

キャンプボランティア募集中です!(説明会)

4/28 キャンプリーダー(ボランティア)説明・体験会

https://www.chaus.jp/recruit

GWの予定は決まりましたか?!親子でキャンプを体験しませんか?!

5/4~5 春の親子キャンプ

https://www.chaus.jp/family

里山ワークキャンプ。楽しみながら、いい汗流して、美味しいもの食べて・・・次回は・・・

5/6 前橋里山ワークキャンプ里山整備ボランティア)

https://www.chaus.jp/satoyama-work

子どもを対象に体験活動を提供している方には絶対学んで欲しい。明日は我が身。

 5/12 子どもの体験活動指導者のためのリスクマネージメントセミナー~基礎編

https://www.chaus.jp/leader-seminar

今季4シーズン目の田んぼ。チャウス米作ります!

6/3 チャウス田んぼの学校~田植え

https://www.chaus.jp/tanbo